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「数字を超えた成功の道筋を見つけた」

東京大学数学科卒 ITと通訳事業 代表取締役 S.K.様(32歳)


私は帰国子女として高校を飛び級、東京大学で数学を専攻し、在学中にITと通訳関連の事業を立ち上げました。会社は順調に成長し、社外からは「成功している」と見られていたはずです。しかし内面では、次の一手や本当の自分の居場所についての疑問が渦巻いていました。

特に来春のフランス移住を前に、「このまま同じ帰国子女コミュニティの中で過ごすべきか」「ビジネスの次のステージは何か」という問いに答えられず、不安を感じていました。「周りの帰国子女の友人たちが遊ぶことばかり考えていて、一緒にいると不安」という漠然とした違和感も抱えていました。

そんな時、知人の紹介でコーチングオフィスTKの門を叩きました。最初は半信半疑でした。「自分の会社のことは自分が一番わかっているはず」「問題解決はいつも自分でやってきた」という思いがあったからです。

しかし、セッションを重ねるうちに、自分では気づけなかった思考パターンが明らかになっていきました。コーチは「その不安はどんな場面で特に強く感じますか?」「あなたにとって『遊ぶこと』とはどんな意味を持っていますか?」と問いかけ、私の内面への旅が始まりました。

このプロセスで、私は自分の中にある「常に生産的でなければならない」「休むことは怠けている」という無意識の思い込みに気づきました。幼い頃から「優秀な子」というレッテルを貼られ、常に「次の成功」を追い求めてきたことが、単に価値観の異なる友人たちへの批判的な見方につながっていたのです。

コーチングを通じて最も印象的だったのは「あなたがこれまでの人生で最も充実感を感じた瞬間はいつですか?」という問いでした。私の答えは、大きな契約獲得や売上増加の瞬間ではなく「異なる言語と文化を持つ人々が私の通訳によってつながり、お互いを理解し合えた瞬間」でした。また「数学の美しいパターンを発見した時」という学生時代の記憶も鮮明に蘇りました。

これらの対話から、私の中核的な価値観が「つながり」「発見」「理解を促進すること」にあることが見えてきました。ビジネスの成功はその価値観を実現する手段であって、目的ではなかったのです。

コーチングオフィスTKでの体験を通じて、私は「フランス移住」という外的な変化だけでなく、内面的な方向転換を決意しました。ITと通訳ビジネスの経営は部下に任せつつ、私自身は「異文化コミュニケーションの研究」という新たな学術的探求を始めることにしました。また、「遊び」と「仕事」の二項対立ではなく、両方を調和させる生活スタイルを意識的に作り出すことも決意しました。

最も大きな気づきは、「自分らしさ」は常に変化し、進化するものだということでした。高校生の時の「自分らしさ」と、起業家としての「自分らしさ」は異なります。そして、フランスで新たな一歩を踏み出す私の「自分らしさ」もまた、これから形作られていくものなのです。

コーチングを受ける前、私は「周りの帰国子女の友人たちとの違和感」を問題として捉えていました。しかし今は、それが自分自身の声に耳を傾けるきっかけだったと感謝しています。数学専攻だった私は「数式のように明確な答え」を求めていましたが、コーチングを通じて「人生はむしろ詩のようなもの。解釈は一つではなく、美しさはその多様性にある」という新たな視点を得ました。

来春のフランス移住を前に、私はもはや不安ではなく、期待に満ちています。ビジネスの成功という外的な基準ではなく、自分の内なる価値観に従って選択していく自信を得ました。コーチングオフィスTKでの体験は、単なるキャリアカウンセリングではなく、本当の意味での自己発見の旅でした。

コーチングを検討されている方へ。答えは常に自分の中にありますが、それを見つける旅には時に信頼できる案内人が必要です。コーチングオフィスTKは、その探求を安全に、そして深く進めるための最高のパートナーでした。


S.K.様は6ヶ月間、隔週でのコーチングセッションを受けられました

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